05. August 07

ドミトリー・レフコヴィッチ氏、クリーヴランド国際コンクールでショパン賞をもらう

われわれのドミちゃんことドミトリー・レフコヴィッチ氏ですが、クリーヴランド国際コンクールでショパン賞を受賞したそうです。あのすばらしい演奏でなーんにも顕彰されないってことはまさかないだろうと思っていたので、よかったです。安心しました。ドミトリー・レフコヴィッチ氏の今回の演奏を題材にした短歌30首の歌稿も送ったことだし(今度の「玲瓏」にのります)、今日はごちそうだ。泣

ちなみに優勝はぶっちぎり貫禄勝ちでぎんぎん、いや、ギンジンとか。
もう笑うしかない。
くわしくはこちらをどうぞ。
http://blog.cleveland.com/reviews/2007/08/who_won_the_
cleveland_internat.html

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01. August 07

ドミトリー・レフコヴィッチ氏の進化(2:追記有り)

クリーヴランド国際コンクールセミファイナルのドミトリー・レフコヴィッチ氏の演奏を聴きました。

あまりにもすごい、あまりにもすばらしい、もう、胸がいっぱいで、ここに書くのはもったいないくらいなので、作品に昇華します。

ドミトリー・レフコヴィッチ氏、全身が音楽なのだということがたいへんよく伝わる演奏でした。もう、別格です。
その前に弾いたアレクサンダー・ギンディンなど、ふつうのピアニストとしてはうまいのだと思いますが、まるで前座でした。ギンディン、がんがんびきだしね。(ファンの人ごめんなさい)

ひとつ大きく変わったことは、彼が傷つくこと、よごれることを恐れずに、まっすぐに音楽でもって見知らぬ世界にむかって求愛することを覚えたことでしょうか(へんないみではなく)。これはなかなかできないことではあるのですが、芸術家には必要なことなのだと思います。

地元大応援団がブラボーとばしまくり、WCLVのアナウンサーのおじさまのお話では、カーテンコールありまくりだったようです。

地元だからとてもリラックスして弾いているようだし、本選の指揮者もオケもよさげだし、なんとなくですが、彼は勝ちそうな気がします。

それでは作品作成に入ります。

追)The Plain DealerのDonald Rosenberg氏、ギンジンを激賞ですね…会場で聴くと随分違うのだろうか?

追2:8/2)いまThe Plain Dealerの頁で結果見ました。ファイナリストはDank, Kohlberg, Ghindin, Moutouzkineの4名とのこと。Zlabysもドミちゃんも落ちてる。まじかよ。ことばがありません。
それがコンクールよね、という感じですが、厳しいなあ…(無口)
ということはこれって、やっぱりGhindinが優勝か。なんだかな~(無口)
あんな押しつけがましいがんがんびきが、同じ音楽だとは私には思えないのですが…
ドミちゃんたくさん聴けたからそれだけで嬉しいし、私はいい詩が書ければそれでよいですけれど、でもな…なんだかな…
ああ、男ドミちゃん、どこへ行く。

とりあえず短歌連作まとめます。英語版計画中

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27. Juli 07

ドミトリー・レフコヴィッチ氏の進化(追記あり)

9時半に寝て3時半に起きました。あたますっきりです。
WCLVのクリーヴランド国際コンクールラジオ中継ウェブキャストでドミちゃんことドミトリー・レフコヴィッチ(Dmitri Levkovich)氏を聴きました。
今回は音声のみです。

・ハイドン Hob.XVI-50
(何度聴いても、第1楽章のイントロが「ド~ミちゃんとぼ~く」と私には聞こえます…)
・スカルラッティ K45
・ショパン 舟歌、黒鍵、夜想曲48-1(←得意技で固めた)

やっぱり私この人の演奏好きだわ。フョードル・アミーロフ先生の、異様な感覚の冴えをもってふつうの人には見えない世界をデモーニッシュに純真に拡大して聴かせてくれる音楽も得がたいものですが、ドミトリー・レフコヴィッチ氏の、プラトン的に澄んだ天体の音楽にあこがれる機知とユーモアに富んだ音楽はいまどきさらに得がたいものだと思います。
しかも彼、進化してます。品があって楽天的でユーモアのある持ち味はそのままに、陰翳と強さが加わって大人の男の音楽になったという印象をもちました(特にハイドンと舟歌と48-1)。

スカルラッティの華やかな楽天性と諧謔と憂愁は彼の芸風に合ってると思いました。とてもエレガント。暑苦しくないのです。声部の描き分け、デリケートな陰翳が完璧。もっと聴きたいぞ。

舟歌。あなた完璧よ。ざぶとんあるだけもっていきなさい。そういえば彼の弾くこの曲を題材に詩を書いて献呈したものでしたが…。おねえさん感無量です。ライヴで聴いたらもっといいんだろうなあ。
黒鍵は、実は人を笑わせるのが好きなんだろうな、と思わせるところもあり、余裕も綽々でした。技もきっちり決まっています。ショパンコンクールのときは結構一杯一杯だった48-1の解釈に深みが加わっていて、思わずうなずいてしまう。

曲ごとに盛大な拍手をもらっていました。クリーヴランドの人はうまい人に「ウホッ」「ヒュー」と声をかけるのでしょうか。最後の喝采の中に「ウホッ」という声が聞こえました。たぶん男の声だと思うんだが…
WCLVのアナウンスのおねえさまの口調がなかなか好意的でした。

ドミトリー・レフコヴィッチ氏はなかなかの美青年なのでありますが、映像無しでも楽しめます。

他の人の演奏を聴いていないのでなんともいえませんが、つぼらなければ良いところまで行くんじゃないでしょうか。

日本時間の30日4時15分からの回では、プロコとショパンソナタ3番を弾くそうなので、また早起きして聴きたいと思います。

ドミちゃんを聴けて胸のつかえが降りました。仕事に戻ります…

追記:地元紙The Plain Dealerに寄稿している音楽評論家Donald Rosenberg氏、ドミトリー・レフコヴィッチ氏を大絶賛です。「まるで夢の中にいるようだった」とのこと。それにしてもRosenberg氏の評は面白いです。簡潔かつ洞察深い評言で読み応えがあり、音楽と演奏家に対する愛情も伝わります。
http://blog.cleveland.com/reviews/cleveland_interantional_piano/
ところで、今回の強敵にはすでにコンサートピアニストとして活動していて日本でもファンを獲得しているアレクサンダー・ギンディンがいます。
もっとも、Round 2でつぼらなければドミトリー・レフコヴィッチ氏は次に行けるのではないか、とひそかに期待。
それにしても東京はあたまがとろけそうなくらい暑い…涼風をふきこんでくれたまえ~。


追記2(7/30):
4時に目覚ましかけてRound2聴きました。
(鈍行列車で茨城の内陸部の瀧のある邑に彼の演奏会を聴きに行く夢を見ました。草がきらきら輝いていた。なんだそれは。二度寝したら今度は北海道の山裾の音楽祭に参加しているドミトリー・レフコヴィッチ氏を訪ねる夢を見ました。持ち楽器の異なる若い音楽家たちがたくさん参加しているものでした。寝言を英語で言っているのに気づいてはっと目が覚めました。なんだそれは。)
プロコフィエフのエチュードに深い陰翳と黒々しいなにものかが加わったのは、たいへんすてきです。配信で聴くと、1曲目は、音声がフォルテでなくても割れるのが良くないのか、本人が爆走しているのか、それともあえて爆走寸前でがけっぷちの気分を表現しようとしているのかなんとも判然としないところがあったかもしれません。CBCのミュージック・クリップや、高松で聴いたときより格段に音楽に深みが出てきたようには感じるのですが…
ショパン3番の第1楽章はいったいに速めのテンポで、思わず落ち着けーーー!!と念じたものです。歌えるひとなだけに、それは少しもったいない気が。ああしかし口を一文字にひきむすんで涙こらえてなにかにさようならしている感じなのか。第2楽章から先はほんとうにすばらしかった。あのデリケートで透明な音楽はなかなか得がたいものです。彼の課題はやはりデモーニッシュな音楽の表現なのだろうなあと思いますが、そのあたりの苦闘も伝わってくるような第4楽章で、私たちは天使じゃない、人間なんだから、どんどんいっておしまいなさい、とつぶやいたら、なんだか泣けてきました。
もっとも、ライヴで聴くと印象がぜんぜん違って、もっと力強い輝かしい演奏なのだろうなあ。
ブラヴォー複数飛んでました(ウホッ、ヒュー、は聞こえませんでした)
ファンとしては聴けるだけで嬉しいし、もっと聴けたらほんとうに嬉しいけれど、上位8人しか次に進めないそうなので、結果ばかりは、ふたをあけてみるまでわからないかもしれないですね…(無口) 
もっとも、このコンクールはpoeticな才能のある人を重んじる傾向にある、とNYC在のピアニストかけだしの友人からもきいたことがあります。もし、ほかの多くの出場者たちが弾いているものが「音楽的ではない」のであれば、彼はかなりいいところまで行けると期待します。

ちなみに、The Plain DealerのDonald Rosenberg氏、ドミトリー・レフコヴィッチ氏を激賞です。「彼の音楽はもはや別次元である。彼はこのコンクールの詩人である」とか。(喜)
詩人ってあなた、かの国ではすごいほめことばですよ。
同志…。

http://blog.cleveland.com/reviews/2007/07/cleveland_international_
piano_4.html

7/31追記:ドミトリー・レフコヴィッチ氏2次進出決定です。出番は日本時間明日の朝9時15分から。

詳細はこちらをどうぞ。
http://blog.cleveland.com/reviews/2007/07/cleveland_international_
piano_6.html

まだ気はぬけないけれど、彼に勝ち目は大いにありそうな気がします。

山野の女神風のエレーヌ・ティスマン女史が残っているのは興味深いです。
今回の中継は音声だけなので彼女の颯爽としたお姿が拝見できないのが大変残念です。

うれしいなあ…。
さあっ原稿仕上げるんだ…。

明日の中継はもちろん聴きますが、実は所属歌誌用連作の歌稿も出さないといけないので、中継聴いて即詠20首してみようという暴挙を実践するつもりです(3日、4日の本選を待っていたら歌稿のデッドラインが来てしまいます…)。感想は追って書きますね。

あ、コメント欄あけましたのでよろしければどうぞ。

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25. Juli 07

ちかごろのわたくし|ドミトリー・レフコヴィッチ氏@クリーヴランド国際コンクール

■しばらく間があいてしまいました。近況です。試験期間も再来年引退する某師匠の同窓会合宿も終わり、やっと夏休みに入りました。休み明けまでになんとかしなくてはいけない某論文と、月末に締め切りの延びたけふこ名義でない某原稿と、もろもろの事情で一度自分の分担は脱稿したはずなのにいきなり追加で分担の増えた某神話宗教事典の翻訳とに取り組む毎日です。心理的危機とねたぎれ星人を脱出したのはよいのですが、7月末までに「銀聲」と「玲瓏」にのせる詩歌も作らなければならず、とてもデマンディングな毎日です。ひい。蒸し暑いのは非常に困ります。ともかく自分がしっかりしないことにははじまりません。心ある学問仲間に励まされつつ活動しています。8月下旬から2週間ちょっと欧州に調べ物に行きます。フーズムにも行きます。ジョナサン・パウエル先生を聴いてきます。飛行機の券がとれませんでした(残っているのは高すぎる)。9月中旬に10日ほど註をつけにロンドンに行ってきます。

とはいえ、コレギウム・ムジクム・テレマン東京定期公演(中野振一郎Cemb&高田泰治Fp)のユーモアあふれる闊達な音楽で涼んできました。W.F.バッハの2台ソナタはダイナミックでかっこいいなあ。あれは弾いてみたい。

東京の夏音楽祭で東京室内歌劇場が上演したヘンデル《アルチーナ》でニヤリと笑いました。アリアによる登場人物の性格描写が面白いだけに、衣装と装置がいまひとつ垢抜けなかったのが惜しい。後半の「虎のアリア」あたりから舞台がぐっとひきしまったような気がします。ヴィート・クレメンテの指揮は的確で良かったです。
《アルチーナ》はもとねたが『オルランド・フリオーソ』なのでありますが、恋人ルッジェーロを求めてアルチーナの島に漂着したブラダマンテ(男装中)と出会い頭にいきなりアルチーナの妹モルガーナが♪な~んてハンサムなんでしょう~と歌い出したり、恋に生きる山野の女神的魔女(淫満妖女?)アルチーナを倒すときに♪もうすぐこの緑の牧場もほろびるであろう~とか、♪むかしペルシャに虎が居た~とか、優柔不断ぼっちゃまのルッジェーロがなけなしの勇気をふりしぼって歌う歌の歌詞がどことなくヒーローっぽくなくてまぬけだったり、おなかがよじれそうでした。

そういえば、アミーロフをお菓子で表現する企画なども考案中です。たぶんカルダモンと胡椒と八角の入った薄焼きビスケットです。もうすこし涼しくなってお菓子をつくる余裕ができてきたら試作してみます。付録豪華パンフレットも計画中です。苑生3号はどこへ行ったんでしょう。


詩集はその後ぜんぜん進んでいません…まずは研究をなんとかしろという神様の思し召しでしょうか。

■ドミトリー・レフコヴィッチ氏、クリーヴランド国際コンクールに出場
クリーヴランド国際コンクールは今日から8月5日まで。演奏順決まりました。http://www.clevelandpiano.org/comp_schedule.html
我々のドミトリー・レフコヴィッチ氏は1次予選(2回弾く)では現地時間26日の15時、29日の15時15分から登場します。日本時間では27日の4時、30日の4時15分です。
地元ラジオ局の音声ストリーミングで演奏を聴けるもようです。
http://www.wclv.com/page.php?pageID=191
よふかし無理なので目覚ましかけて聴きます。彼もそろそろ最後のチャンスだと思うので、今度こそぜひ生き残ってほしいです。なお、優勝者はナクソスからCDが出せるそうです。

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05. Juli 07

それでもやっぱりチャイコフスキーコンクール総集編ドキュメンタリー(ロシア文化テレビ)を見てみた。

ロシア文化テレビのチャイコフスキーコンクール総集編ドキュメンタリーを見ました。50分ほどの番組ですが、ロシア語はわからなくても、映像と演奏だけで充分楽しめます。演奏とナレーションと関係者の談話でつなぐ編集とカメラワークが上品で節度があり、なおかつ光線の加減や構図に清潔感があります。音楽とは直接関係のない場面を排し、浪花節的人情話に走らない編集方針にはやはり音楽番組に対する見識が伺えます。透明感のある光の入れ方と、戸外の植物のしたたるような鮮やかな緑はやはり高緯度地方ならではのものでしょうか。ロシアのテレビ、レベル高いなあ。ときどき映るプログラム冊子の色彩感、鮮やかな薄青の差し色の配置がみごとです。それにしてもやっぱりそのうちロシア語勉強しなきゃだな、ナビゲーターのモスクワ音楽院の学生らしきかわいらしい若者と、東洋的な容貌の中年紳士の談話と、ニコライ・ペトロフ(ピアノ部門)審査委員長の談話がわかるともっと面白かったはずだのに…ドイツ人の批評家が出てきたところは、はっきり話がききとれるんだけどなあ…ロシア語の吹き替えの音量が大きいな…

前半早くにクルトゥイシェフ、ルビアンツェフ両氏が出てきます。クルトゥイシェフ、明るく景気よくばりばり弾いてます。アスリートのようだなあ。しかも魁偉な容貌で、異貌の存在感を放っています。出番前の不安げなルビアンツェフ少年も映ります。おっかさんか先生らしき女性に励まされているような…

我らがアミーロフ先生は、35分から40分経過のころあいにに、法律家への道を歩むエスペラント界のホープでもあるコロベイニコフ氏と相前後して映ります。コロベイニコフ氏のスクリャービン、音楽の官能に身をゆだねようとしても理がさきに走っているような印象もあって、なんとなく学生時代わたくしの身の回りに繁茂していたスクリャービンを語るピアノ弾きトーダイセイたちの怪しい雰囲気を思いださせるものがありました。対するアミーロフ先生、すっと背筋を伸ばして、ほの暗くも求道的なベートーヴェン32番弾いておられます。なぜこの人はこんなに絵になるのだろう。陋巷の聖者のようで、そこだけ空気がしんとするようです。コンクールなのに。ああ、美しい。もうコンクールはいいから、どんどん演奏会したらいいのにな。クリスチナ・ロセッティのやうにO fair to seeと思わず嘆息するわたくしでありました。お友達がたくさんたくさんたくさん訪ねてくるコロベイニコフ氏とならんで、二人で気前よくファンのサインに応える姿も映っています。アミーロフ先生、私服の赤シャツが印象的です。私服のときはそのあたりの音楽学生ですね。受け答えも折り目正しい。しおからい声…。してみると、やはりあのタカマツドキュメンタリーのモスクワの森の遠足雪摩擦シーン(友人に録画をお裾分けしてもらってはじめて見たとき、なんじゃこりゃー、と我が眼を疑った。なにしろヤツはあんな寒いところで上半身脱いで雪を身体にこすりつけてるんだもの…)は日本のテレビ局に請われてのファンサービスだったのか…
そんなことを思いつつよくよく見てみると、アミーロフ先生、突然のどアップで映ります…おもわずどきどき。カメラ近づきすぎですってば。しかし唇のかたちも口ひげの案配も余さず美しいなあ。どこみてるんだ自分。ちなみに彼らはサインには橙色の軸の(私の目にはBICかステッドラーに見える)青ボールペン様のものを遣っていたようでした。

ところで中盤でヴンダー先生、時間を割いて紹介されてました(喜)。30分経過後くらいに、チャイコフスキーとメフィストワルツの両方の演奏画像が出てきます。(喜)弾いている姿がやはりたのしそうです。服装のセンスはやっぱりなかなか良いなあ(クリーム色のジャケツおいしそう)。アミーロフ先生と二人でベストドレッサーざぶとんもっていきなさい。それにしてもよく見るとあれはたんに口が開いているのではなくて、やっぱり歌ってませんかヴンダー先生。確かに改めて今回の彼のメフィストワルツを聴くと、粗かったなあとも感じます。でも勢いとユーモアのあるエレガントな音楽はなかなか得がたい資質です。ベンヤミン・モーザー(蔭のない、そつのないワルトシュタインを弾いている映像が映っていました)と明暗を分けた、ようなことを言ってるナレーションが流れたような…

そういえばドンヒョクが出番の前に胸をどんどんと叩いて魂を入れている(?)映像が映っていた…あと、出番前のセルゲイ・クズネツォフが胸の前で十字を切る映像も映ってました。十字を切るときの指の組み方が正教式は西方教会式とは違うのだけど、はっきり見えず。職業柄そういうところについつい目がいってしまう。

女性陣はコレッソヴァとテスマン(貫禄のモーツァルト!)の二人のタチャーナ、いちだんとお姉さんになったディナーラ嬢、山本亜希子さんが出てました。コレッソヴァ、かわいいんだけどなあ…

チェロ部門、ヴァイオリン部門のコンテスタントたちの映像も入っています。ヴァイオリン部門セミファイナリストのニッキ・チョイ、アンドレイ・バラーノフ両君のスケールの大きい、喜びとフィロソフィにあふれる音楽が印象に残りました。この二人はもっと聴いてみたいですね。


ところで19世紀ロシア絵画展、8日までなのですね。ねたになりそなものはなんでも見ます。見に行かなくては

7月6日追記)
このブログセット、過去の検索キーワードランキングが見られたりするのですが、ここ1週間のけふぶくろに到達されたかたがたの検索キーワードの首位をアミーロフ先生がひたすら爆走しておられます…
僕は君を描写するのみである(イヴァン・ゴル)

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03. Juli 07

網様映像(とハフ先生のラモー)を貼っておきます

7月4日追記:やっと夏休みに入りました。これで原稿にいそしめます。ところでさきほど6万ヒット達成した模様です。網様レビューが追い風になったのでしょうか…。今後ともどうぞご贔屓に。


モスクワやふらんすからたびたびお越しくださっているかたもあるようですし、更新します。
あれ以来フョードル・アミーロフ先生は、わたしのなかではすっかり「網様」になってしまいました。まだ宙を浮いているような気もするのですが、ともあれ明日をなんとか無事に乗り切れば、夏休みが来ます(喜)

しかし網様を題材に短歌や詩を書くのはかなりいろいろ取材がいるかもだな。ヘレニズム小説に登場する美男子の詩人のようなどみさん(ドミトリー・レフコヴィッチ氏)を詩にするときには手持ちの晴朗な西洋古典ねたで十分すぎるくらいに面白いものが書けましたし、僧形めいてるハフ先生を描くにも、英国の世紀末文学にほのあかるく漂うロマンティックな彼岸への憧れとか、そのあたりの慣れ親しんだ世界から類推が働きましたから、そう苦労はしませんでした。しかし今回はそうもいかなさそうです。網様も、パンク野郎にみえても陋巷の聖者のようにどこかストイックな感じはしますが(そう、真のビート野郎は陋巷の聖者のようである)、なにしろ演奏には濃厚に「ろーしーあー」のかおりもするものなあ。たたずまいは「たたーるー」てかんじで、ああ、草原で馬に乗ってる姿も想像できる。ぼろぼろの演奏になっても敢然とみずからの音楽を貫き通す姿にもほれぼれする(ステージ・フライトもちのパーフェクショニストな自分としては、とてもとても勇気づけられる)。ロシアの世紀転換期の詩もたぶんちゃんと読む必要があると思う…。

そうだ良い機会だからますますあのあたりのこととか調べてみるかね
詩のためならなんでもするのか自分…


といいつつも、ブラームスのラプソディとショスタコーヴィチのプレリュードとフーガ(A-dur)をさらう今日この頃。ラフマニノフはスモールハンダーの私にはいささか厳しい。

ということでまだ長い文章を書くに至ってはいないのですが、YouTubeの網様映像へのリンク貼っておきます。もうご存じのかたも多いと思いますが、しばしお楽しみください。

これはさきのショパンコンクール(懐)のときの映像です。ここのウェブ中継実況レポート(1次予選(3))では「(アレン・ギンズバーグやケネス・レクスロスやe.e.カミングスあたりの)ビートニック・ポエトリーを読んでいそうな風体、昔は愛くるしい美少年だったのに…でもやっぱり洗練されていて上手」とか書いてました。なんだ誉めてたじゃん自分。スケ3の終わりのほうと、オクターヴのエチュードと木枯らしを弾いてます。革パンじゃなくてチノパンだったんですね。どみさんの光り輝くようなかんぺきな舟歌とはかなり芸風の異なる彼ですが(この演奏は勢いがあるけれどやっぱり粗いところもいろいろあると思う…)、非在の方角からたちのぼるほの暗い情念のなかの底光りする真実、といったものはたしかにあるように思います。しかしそれはそれでお美しい。駻馬を駆るようにピアノを駆っているような…

これはアムラン以外の人が弾いたアムランのエチュード画像という点では貴重だと思います。
若い、腕に覚えのある、進取の気性に富んだ心あるピアニストの諸君、ぜひ網様に続いてくれたまへ。もっとも、本家アムラン大将の余裕綽々の偉大にして凄絶なる存在感と、決めるときには低音炸裂もばっちり決める迫力の前には、網様の銀線細工のような演奏といえども、「ははは小僧、まだまだだな」という感じは否めませんが。

YouTubeでまたなにか発見できましたら貼っておきます。
できればあの真っ黒なショスタコのソナタとシマノフスキもいちど聴きたいんだが…

ところでハフ先生の画像…ラモーがステキなので貼っておきます。
ほんとうに美しい。
ただただためいき。
先生もっとバロック弾いてくださらないでしょうか。《スパニッシュ・アルバム》に入っているカベソンソレールもストイックで華やかでステキでした。

結局、ストイックでどこか華やかなのが好きなのか自分。身のうちのかくしようもない豪奢…
おたのしみくだされ。

追記)
さて、今回のチャイコフスキーコンクールで「1位なし2位」になったクルトゥイシェフの演奏ですが…
YouTubeにあがっていたマゼッパと雪かきをやっと聴きました。
彼は体格も恵まれているし、手も大きく分厚くパワーがありそうだし、剛腕で指回りもいい。技もバッチリ決まって正確で安定しているし、バリッと景気よく弾けてることは事実。でも、肝心の音楽がおもしろいかっていわれると…なるほどそういうことなのか

それから、コンスタンティヌスの巨像を思わせる風貌と、ぎょろっと動く大きな目がなんだかこわい…
異貌のピアニスト…

クルトゥイシェフのファンの皆さんごめんなさい。
剛腕かつ指回りがいい若手なら、むらはあるかもしれないけれど、やっぱり音楽が面白く、見かけも(口を閉じてれば美青年の)エレガントでおされなヴンダー先生がいいです、私。

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30. Juni 07

それでもチャイコフスキーコンクールの中継でアミーロフを見ようとしたが…

実はいま午前1時24分です。ベンヤミン・モーザーの弾くブラ2を聴こうとしてましたが、ウェブキャストの画面も音声も落ちまくりでぜんぜん聴けませんでした。その後しばらく試してみましたが、つながらないんだねえ、これが。もう憤慨する気力がありません…
その断片からでも、モーザーの演奏は音色が澄んでいてさっぱりとした味付けで、理知的に弾きたいのかもしれないな、でもオケがとってもとってもやる気なさげだな、とは感じました。しかしこれから彼はチャイコフスキー1番を弾くのか…。実はとても眠いです。これから1時間起きて待ってる自信がないです。金曜の夜に遅くまで起きていると翌週の前半に響くもんな…また明日結果見てから書きます。

いま午前2時24分です。もう一度起きて試してみたけれど、今日はバッファの嵐です。やっぱり平和のためのフトンインします…と書きましたが、ある親切なかたのおかげで、旧サイトから見ることができました。ありがとうございます。現サイト(http://www.corbina.tv/players/pich)から見ると画面真っ黒で見られない方、こちらからお試しください。mms://video.corbina.tv/m


というわけで実況メモします。最近短歌ねたぎれ星人だし。

・おおうアミちゃん黒装束だ(某実況掲示板で「シースルー?」とか書いてた人がいたあの黒シャツ。確かに中継画像で見るかぎりはしなやかな生地で赤紫のかったような微妙な色合いではありますが)。余裕綽々です…オケ、だんぜんやる気です…なんかロシヤのにほひがする…

・夏なのに雪の匂いがする。
(私のなかではチャイコフスキーの1番は、冬の高崎線と上越線の鈍行で北に行くときの音楽なのです。なんだそれ。雪嶺、雪原、暗い海。)

・弱音もフレージングもとてもエレガントなのだけれど、技を決めるところにもういっぱつ何かが…ほの暗い、耽溺的な装飾楽句(←塚本邦雄先生なら「カデンツァ」をこう表記なさるでしょう)でなんだかすべてが許されてしまうような感じもします。

・こ、この第2楽章はすごい。こんなの聴いたことがない。ラフマニノフの音楽にある、水面や雪の降り積もった表面の乱反射を描いた響きを凝縮したようなかんじ。北方的頽廃のなかの光のきらめき?第3楽章の舞曲もおみごと。途中から指揮者兼ねてないか君?

・細かいミスタッチはあっても(技を決めるところで決めてほしい…)、なんだかあの音楽で許せてしまうところがある。前に「芸風が北方的頽廃」と某所で評されたことのある自分としてはなにか妙に惹かれるものを感じる。奏楽天使のごときドミちゃん(出た)とは対照的なんだが。

・ラフ3だ(喜)イントロからしてえろうまい(喜)。やっぱりこの人の音楽、昔のロシアの詩だよねえ。(ってロシア文学に私あまりくわしくはないのですが)。すてはふ先生(私のなかでのラフ3デフォルト。彼は英語で弾いてるが)と比べないでも聴けるって君、すごいよでも技は決めてくれ。オクターヴのスケール、勢いがあるだけに惜しすぎる。

・すっかり目が冴えてしまったとも。第2楽章、オケが本気出してきたかんじ。たゆたう大気…息をつめて聴いていた。実況メモを書く手がとまる。

・カメラワークが良い。オケマンや客席への目配せや身振り手振りの表情を的確に捉えている。訓練の結果、よけいなものがそぎ落とされたような手がうつくしい。

・アミちゃん、ショパンコンクールやタカマツのときはなんだか斜に構えたところもあったけれど、それがなくなっている。大人になったなあ(謎)。今日のアミちゃんはエレガントだった。いい男になったなあ。ほれぼれ。天使は雲間をわたり、人間は空を仰ぐ。そう、雪解けのぬかるみに立って空を仰ぐ人間。リズム感と歌の感覚と、鋭敏な音色の色彩感は得がたいものだと思う。

・超絶系エレガンス、スティーヴン・ハフ先生やヴンダー君とも芸風がかぶるところがあるかも?ふと、ピアノと青年をうたった短歌も多い塚本邦雄先生だったら彼のような音楽家をどう歌に詠まれるだろう?と思ってしまった

・勝てるかどうかはわからないけど、3位以内には来るんじゃないか…どっかで演奏会あったら行くよ

・全部とぎれずにしかるべき音質で見られました。いいものをみました。歌のパワーがからだにみなぎります。これで短歌と散文詩書けそうです。20首か30首かはこれから考えます。どうもありがとう。おやすみなさい。

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・ところでファンになるとカリカチュアを描きたくなるというそこはかとなくいぢわるな乙女心が働くのでありますが、アミちゃん、シベリアオオカミとかそちら系なので、野性味あふれる犬系生物描くのがいまいち得意でない私としては修業のしどころです。

写真はアミをみるどみうさぎぬいぐるみとメトネル(兄)うさぎです。ちょっとサイケ。
メトネル(兄)うさぎは、作曲家ニコライ・メトネルの実兄のエミール・メトネルにそっくりなヤツです。WWFのぬいぐるみのくせに眼光炯々です。

いま(午前6時45分)公式ウェブサイトみました。結果でました。
1位 なし  
2位 ミロスラフ・クルティシェフ(露)
3位 アレクサンドル・ルビアンツェフ(露)
4位 イム・ドンヒョク(韓)、セルゲイ・ソボレフ(露)
5位 ベンヤミン・モーザー(独)
6位 フョードル・アミーロフ(露) 

クルティシェフやルビアンツェフを聴いていないのでなんともいえませんが…
そうか。1位無しなのか。
ドンヒョク同率4位か。震。
アミーロフ、もっと上に行けそな気もしたけど、やはり決まるべきところで技が決まらないのではなあ…
それでもともかく、良い音楽が聴けて私は満足です。

みなさまおつかれさまでした。

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28. Juni 07

それでもイム・ドンヒョクをチャイコフスキーコンクールの中継で見てみた。

みなさまおげんきですか。なかけふです。カレンダー、ギリシャ語表記にしてみました。(謎)やっぱやめた。フランス語表記にします。

もうすぐ夏休み!!講義もあと2回!!
しかしです。しあげないといけないものがありすぎる…(無口)
といいながら、チャイコフスキーコンクールの本選のウェブ中継でイム・ドンヒョクを見ています。
舞台の上の天井カメラの、ぐいぐいオケ上空から下に向かってピアノに近づくアングルにクラクラします。高所恐怖の人には辛い画像かもしれません。時々審査員席が画面にちらりと映ります。

ショパンよりもチャイコフスキーは彼に合っているような気がします。やまはらしい(?)輪郭のくっきりはっきりした音色、ときどきちょっと演歌?ウェブキャストで聴いているためかもしれませんが、なにかこうすっきりとそつなくまとまりすぎて聞こえるような気もします。腰が軽い、というのだろうか。

ラフマニノフの2番が気になるのでもう少し起きていよう。

んん、冒頭の和音のボートこぎ出し場面も、がんばってるけどやっぱりときどき演歌?

やっぱりピアノ・キングやスティーヴン・ハフ先生と比べてしまうのは酷か…

配信映像が音もろともよく落ちるし(しかもいいところで)、もう眠いので、今日は寝ます。ごめんなさい。

6/28附記:ナタリー・デセイ(←フランス人は「ドゥセ」と発音している)とパトリシア・プティボンのYouTube映像鑑賞にはまっています。対照的な芸風のお二人ですが、面白いです。歌うたい(歌詠みでない)としてもたいへん勉強になります。
頭の中で夜の女王のアリアがもくもくしています。
ドゥセの声域コラージュには大爆笑してしまいました。これ考えた人、いいユーモアのセンスしてます。あとで詳しく書きます。

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24. Juni 07

聴いた、見た…あれ?(それでもチャイコフスキーコンクールの中継でアミーロフを見てみた)

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夏休みまであともう少し頑張ろう週間です。週末、呑み会と、新婚ほやほやの友人(←ますます美しい…)の結婚祝いを兼ねたケーキ会をしてまいりました。それにしても、気の置けない友人たちとのお喋りは明日への活力ですね。ニューオータニのガーデンラウンジのビュッフェ、なかなかでした。サラダがたくさん食べられて、プロフィット・ロールも出てたのは嬉しかったなあ。池にはうまそうな鯉がたくさん泳いでいたよ。


で、チャイコフスキーコンクールピアノ部門の中継はぼちぼち見てます。人柄のよさそなロシアのぽっちゃり娘さんたちがいっしょけんめいおのこの弾くよなレパートリーを弾いてるのをみておもわずうるり。ああ、しかし、phenomenalな人はなかなか出てこないなあ。今回は長時間辛抱強くひとりひとりをしっかり聴いている、というわけではないためかもしれませんが…ともあれ、今日の夕方、ウェブキャストがうまくつながれば、アミーロフを見ます。シマノフスキとアムランを弾くってあたりがなかなかです。目白バ・ロック音楽祭のクロージングコンサートのメキシカン・バロック合唱音楽づくしの時間帯と重なるんだよなあ、どっちをとるか悩むなあ。でもきっとアミーロフをとります。なので、またあとで書きます。


というわけでアミーロフの2次の演奏聴きました。
ホールいっぱいにひろがるふんわりと透明なモスクワの夏の朝の光と、アミーロフ先生奏でるところの冷涼にほの暗く頽廃的な、その底に真実がうっすら光る音楽の対比が印象深かったです(夜ならもっとパワーが発揮されたのでは…)。1次の真っ黒なショスタコーヴィチの第1ソナタもなかなかでしたが、2次の演奏では、ラフマニノフの第2ソナタ、チャイコフスキー(グランド・ソナタ、第2、3楽章)やシマノフスキ(エチュード)の音楽の、陰影に富んだ怪しげな味わいが浮き彫りになって面白かったです。グランド・ソナタの第2,3楽章の表情の移ろいはなかなかみごと。頽廃的でもどこか品があるのだよなあ。ある種のロシアの詩の懐の深さを思い出させるような…ラフ2聴いてみたいかも。でも、今回は正確かつ明晰にがっちり弾く人がだんぜん多いようだし、次に行けるかはちょっと予測ができないな…
しかしこの人、相変わらず絵になる人だなあ。カメラ目線も決まってました(でも、なんか可笑しい)。また、中継のカメラワークがステキです。顔の表情や、筋肉と骨格の美しい手の動きを、目に快く捉えていました。今日は画質も良かった。

しかしです。
肝心のアムランのエチュードのいいところで映像と音の配信がぶつっと切れるんだもんな…
熊ん蜂軽々弾いてたのにな…
ラ・ダンツァとラ・カンパネラ聴きたかったよー!!
アムランでないひとが弾くからなおさら楽しみだったのに…
なんでだよう…


週末しっかり休んだのでしごとに戻ります。


6/25附記:さっきコンクールの公式サイト見ましたが、なんとアミーロフ、本選に進んでますね…ラフ3、かなり見たいかも。

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20. Juni 07

それでもチャイコフスキーコンクールの中継を(ヴンダー君だけ)みてみた。

ひさびさの「オレが弾く」です。

やっぱりこれだけははずせないなあと思い、チャイコフスキーコンクールのネット中継(公式ウェブサイトのロシア語サイト版から見られます)でこないだの木曜の晩にインゴルフ・ヴンダー君の1次予選の演奏を見ました。
インゴルフ・ヴンダー君とは、さきのショパンコンクールのセミファイナリストで、おもわず畏怖の感情を喚起するような、かんぺきな練習曲作品10-2を弾いたひとです。優雅でどこか鋭利な芸風もすばらしい。あの《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ》はなかなか聴けないようなふくいくとみずみずしい演奏でした。

今回も良い味出してました。リサイタルの境地です。お客さん大興奮の様子がウェブキャストの模様からも伝わります。
たのしそうな、やはりどこか純粋なモツソナタKV333(そうだよそれはオペラなのだよ)、エスプリたっぷりのチャイコフスキーの小品、みやびなけものなメフィストワルツ第1番。
音楽はとても魅力的ななにかをかもしだしていました。ウィーンの超絶エレガンスに磨きがかかってました。惚れるなあ。
服装のセンスもなかなかです。クリーム色の仕立てのよさそなジャケツがステキ。
海外のピアノ掲示板では「おれ、このジャケツほしい」と書いてた漢もいました。
トーマス・マンの『ブッデンブローク家の人々』の幕切れで、夕闇のなかで自作のマーラーみたいなゴージャスな曲をわしわし弾くハンノ・ブッデンブロークをなんとなく思い出したりもしました。もっともブンダー君、小説のハンノちゃんとは違って、健康優良児風だが…。

正確さとお行儀の良さが問われる世界らしいともききます。
細かいミスタッチ(手に汗握るではないか)と、観客の反応にワンテンポずつ遅れる超マイペース天然野郎なステージマナー(さらに手に汗握るではないか)が審査結果に響かなければいいな…

と書いていたら。
今朝、仕事に行く前に結果をコンクールの公式サイトで見ました。
むむー、ヴンダー君、2次に進めなかったか…残念
やっぱり彼、面白いピアニストだと思うし、そのうち欧州のどこかで聴けるとは思うのですが…(無口)
男ヴンダー、どこへ行く…

ここは、2次に残っているフョードル・アミーロフ先生の暴れっぷりに大いに期待したいところです。なんか、彼、アムランの3つのエチュードも弾くらしいし。「超絶の伝統」を仰ぐ者としては、目が離せません。
それにしても、2次に残った20人のうち、旧ソヴィエト連邦圏だけで16人(うち、ロシア人14人)って人選、すごいですね。

ちなみにウェブキャストは、音質画質ともポーランドTVのほうがだんぜん良い気がする…

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09. März 07

ドミちゃんラフ2を弾く@ニューオリンズ

♪アメリカに行きたしと思へども
アメリカはあまりに遠し
せめてFirehouseのバーガーをたべ
きままなる散歩に出でてみむ。
(萩原けふ太郎)

というわけで久々にドミちゃんことドミトリー・レフコヴィッチ氏情報です。

2006年ニューオリンズ国際ピアノコンクール:入賞者による協奏曲の夕べ
http://noipc.org/home.html
明日(11日)の3時から5時、ニューオリンズのロヨラ大学で開催されるそうです。
Dustin Gledhillと、Chietan Tierraとドミちゃんが出ます。
ドミちゃんラフ2弾くそうです。
ドミちゃんとラフ2!!
クールで情熱的!!似合う!似合いすぎる!!!
ぜひ聴きたいですが、ニューオリンズは遠すぎて行けません。
せめて香港ならなんとかなるのですが。泣
お近くのかたはぜひ…
あまりにも写真が可愛すぎるラヴリーなのでリンク貼っておきます。
原稿でお悩みのドミちゃんファンのみなさま、これで和みましょうとも。泣
地元紙 The Times Picayuneの新聞記事にもリンク貼っておきますね。

The Times Picayune: Piano of Plenty

さいきんからの読者のみなさまへ:ドミトリー・レフコヴィッチ Dmitri Levkovich とは、こないだのショパンコンクールと高松国際ピアノコンクールで健闘していた金髪長身碧眼のかなーりステキなコンポーザー・ピアニストです。芸風はスティーヴン・ハフ先生をもっとギャラントにしたかんじとも言える。
詳しくはサイドバーのよりぬきけふぶくろから、あるいはこちらこちらのエントリをどうぞ。

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04. März 07

ハット事件つづきます

ただいま水面下で作業中の毎日なので、ちょっとだけ書きます。
ハット事件、英国以外でもどんどんニュースにとりあげられるようになっていますね。
バリントン・クープ氏の声明が絵に描いたようなソープオペラぶりなので、ちょっと紹介します。

The Times:バリントン・クープ氏の声明「ええ、妻を喜ばせるためにしたことですから」

あまりにも予想通りの波風立てない受け答えに、Googleのディスカッショングループでは「そんなはずはない!あんまりにもお涙頂戴にすぎる!」という議論を見かけました。
こりゃもう、ひねりと皮肉の効いた映画化を希望します。

バリントン・クープ氏の声明について、Classics TodayのDavid Hurwitz氏のコラム

ハットをめぐる9つの疑問を提案して、返す刀でばっさり。鮮やかです。芸事の世界にもフェアネスを求めるあのお国らしいです。「お上」のなかにも卑怯者のうそつきだらけのどこぞのお国とは違いますね。

ちなみに、こんなパロディニュースも…

The Spoof: ディープ・パープルの回収された録音はハット夫妻のしわざか?

笑いのネタにしちゃうところがやっぱりモンティ・パイソンのお国なのでは…。

ウチでは、「ハットする」が流行語になっています。
ちなみに、あるある納豆騒動には「ハットする」は用いられません。

アリンク・アルゲリッチ財団のウェブサイト見ました。チャイコフスキーコンクールのDVDでの予備審査の結果が出ていますね。ヴンダー&アミーロフ両君にはぜひがんばってほしいです。期待のメリケン国の星、アダム・ゴルカ君はエリザベート国際コンクールに出る模様です。彼にもぜひがんばってほしいです。

それではしばし水面下に潜ります。

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24. Februar 07

ハットのインタビューonラジオ・ニュージーランド|ハフ先生最新インタビュー

ところで、ヤン・ファーブルの踊りは体質改善に良いようです(謎)。冷えに効くみたいです。
新陳代謝が活性化されています。
5月にはアラン・プラテル舞踊団を見に行こう。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのチケットとりました。最初の30分はインターネットも混み合っていて結局ブラレイのガーシュウィンはとれませんでした(悲)
5月4日は歌三昧です。
フラメンコ歌手の歌う《恋は魔術師》、コルボのフォーレプログラム、ドヴォルザークのスタバト見ます。
ストラヴィンスキーの《結婚》が生で見られるなんて、ピアノ好き歌好きとしても今からわくわくです。
それにしても、LFJ、毎回歌ものが充実してるのが良いですね。

ハット事件、BBCでのインタビュー番組ラジオ・ニュージーランドの音源が出ています。
ハットとバックスのシンフォニック・ヴァリエーションの録音で共演したヴァーノン・ハンドリーのインタビューのほか、生前の本人のインタビュー音源あり。

http://www.veledan.com/hatto/Joyce_Hatto_interview.mp3

ここのハット女史のお話ぶりには、天真爛漫な人柄が感じられます。
ハンドリーも「ハットさんはいい人でした」と…。(泣)
ほんとうの悪人が天真爛漫なふりをするとどこかに無理が来るのだけれど、その無理はみじんも感じられません。
このインタビュー音源に、疑惑の音源の検証がつづきます。
うますぎたり、一人の人間が弾いているとしても、同じ作曲家でも解釈が多様すぎたり、最初に出てきたバックスのダイナミックで大づかみな演奏と同一人物とはとても思えません…(無口)
それから、録音の音色の質感がそれぞれ違いすぎるのです。デジタルすぎたり、まるで銭湯のなかで演奏しているようだったり。
面白すぎます。
エゲレシの音楽評論家・小説家ジェシカ・ダッチェン女史のブログ読みましたが、晩年のハットは卵巣癌と闘っていたとか(続報たいへんに詳しいです)。
ああ、これは大変だ…。
ちなみに、ハット女史のご夫君(ウィリアム・バリントン=クープ氏)は、「サーガ」レーベルで往年のポップス業界でも活躍した人とのこと。
真相をどんどん調べてゆくと、ますますミステリ小説や映画の題材になりそうだと思わずにはいられません。

グーグルのネット・ディスカッショングループでは「映画化すべし!」の声があがっていますが、私も同感です。
個人的にはやっぱウッディ・アレンだな…ケネス・ブラナーだと上品すぎるかもしれないな。

夫は「第二のサンセット大通りですう」と言っています。

ちなみにハットのショパン=ゴドフスキーのCDの1/3はハイペリオンのアムランの録音らしいですぜ…

これから「偉大なるピアニスト・○○先生の霊言」みたいなフェイク録音流行ったりして…

(つづく)


スティーヴン・ハフ先生の「お祈りの本」いただきました。これですね。
Bible as Prayer
最初にかんたんにお祈りの仕方がかゆいところに手の届く説明で説明してあります。「お祈りは難しくない!」これが重要です。「基本に帰ろう!」で、東方の霊性(←ウチの業界でも人気)とベネディクト会の霊性に帰ろうてな案配です。イエズス会のアントニー・デ・メロ神父の本や、英国国教会のローワン・ウィリアムズカンタベリ大主教(すぐれた教父学者でもある)の本などもかなーり勉強して書いた形跡ありです。
あとは、聖書の各巻ごとにinspiringな章句を集めてあり、なかなか使いやすいです。
日本のクリ業界では手取り足取りの霊的読書本がもてはやされるようですが、こういう、サッパリしたのもいいんじゃないでしょうか。

なお、デイリー・テレグラフ紙のハフ先生最新インタビューはこちら。
かなりおちゃめさんです。
インタビュアーにせがまれて、少年時代に見たテレビドラマの主題曲をバルトーク風に弾いたりしています。
(うー、おおいにその様子、想像できますが、昔はポップカルチャーにも関心があったよ、スノッブじゃないよ、と庶民派を強調するインタビューとも読めますね。マイケル・ナイマンのサッカー好き宣言をちらりと思い出しました)
With apologies to Bartok
http://www.telegraph.co.uk/arts/main.jhtml?xml=/arts/2007/01/21/svhough21.xml
カトリックになりたての若い頃はバリバリ伝統主義者で、新聞にいろいろ「ミサでの女性侍者の使用をやめましょう」「フォークミサ大反対!」と、投書したりしていたとか…。
いまはもっとリベラルになったそうなのですが、彼にもそんな時代があったのか!!
フォークミサには今でも反対だそうです。そうだよねそうだよね。
「イギリスの音楽界は舶来ものをありがたがる傾向があるので、もし、ハフがStephen HoughではなくてStefan Horowskiと名乗っていたら、もっと有名人になっていただろう」とのくだりに、思わず爆笑。
あのコメディドラマシリーズFrasierでDr. Nilesを演じているDavid Hyde Pierceもハフファンなんだそうです。
Frasier, 英国系の飛行機に乗るたび機内放送でしげしげ見てしまいそうかも…。
(つづく)

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19. Februar 07

ジョイス・ハット続報

前に記事を書こうと思っていたイギリスの驚異のピアノばあちゃん・ジョイス・ハット女史の件ですが…
なんと、彼女の晩年の録音はフェイクなものがいろいろあるらしいです。
あー、記事書かなくてよかったー。

ハットのCDをPCに入れてみたら別の演奏家の映像が出てきた、おかしいな
と思ってその「もとねた」と聞き比べたらあらそっくり
この事実におどろいた批評家の告発がきっかけで、GramophoneMagazineで徹底検証大特集。

Masterpieces or Fakes The Joyce Hatto Scandal

あの驚異のショパン=ゴドフスキーは15%圧縮カルロ・グランテだって?なにいいい

詳しくは徹底検証実験をやったレコード会社のサイトをどうぞ。
おくちあんぐりですとも。
Pristine Classics: Joyce Hatto--The Ultimate Hoax

改めてこちらで比べて聴いてみたけど、確かに、圧縮を外した「ハットの演奏」は、もとねたそのまんま。リストの超絶技巧練習曲は野島稔とシモン・ラースローの寄せ集めだし、ブラームスはアシュケナージで、ラフマニノフはブロンフマン。
どうせやるならもっと手の込んだFakeをやってほしかった、という感じ。音色の調整をしてはいるけれど、同じ人が弾いてるという統一感がないもの。
ウチでは「指は回るけど特に特徴のないピアニストだねえ」って、一回聴いて物置行き決定になっていたけど。

今の録音技術だと、圧縮引き延ばし音色調整自由自在だとはいってもねえ…
ま、ブラック・ユーモアの好きなお国柄とはいえ
これはちょっとどんなもんでしょうね。

ハットは昨年癌で亡くなったのですが、一説には、このCD(ざっと100数十枚ほどある)、彼女の治療費かせぎのための企画だろうという説もあります。イギリスの医療事情残酷物語(NHSで受けられる医療と、さらに高いお金を払うと受けられるスペシャルな医療の格差が尋常でないとか…)もいろいろ在住の人から漏れ聞くところです。癌まわりはそりゃもう大変とか。そうだとすれば、ま、医療費を寄付したようなものと思えば…とも感じないでもないです。
ちなみにハットのCDを出していたレーベルは、ハットのご夫君が経営しているのだそうで、それも加味して考えれば、ある種の夫婦愛の物語になるのかもしれません。いまは老いて病床にあるおくさんの全盛期の演奏に似た人の演奏を慎重に選んで細工してCDにして売り出すなんて、なんだかアメリカのサイボーグ・フェミニズム入った短編小説にでもありそうですね。ピアノ短編小説のネタとして、この設定、かなりおもしろいねたなので、いつか書いてみたいかも。

ちなみに、ハットのCDを出していたレーベルから出ている「コルトーの録音」がぜんぜんコルトーぽくないという話も知られるところですが、夫の話では、「フィオレンティーノの初期録音」も、かなーりアヤシイらしいです。50年代や60年代のものにしては録音状態のデジタル感が強すぎるとか…。

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22. Januar 07

アルミンク先生の可笑しな映像

もう、ご存じのかたも多いと思うのですが、新日フィルの若き音楽監督(←って同い年じゃん自分)、クリスチャン・アルミンク先生の可笑しな映像を発見してしまいました…
新日フィルのプロモーション映像です。
http://www.njp.or.jp/
この、トップページもなかなか凄いのですが
ここから入って、「2006-07年シーズン「誘惑」のプロモーション映像」のバナーをクリックすると…
もう、全面アルミンク先生の映像がみられます。
カルミナ・ブラーナの指揮姿もたっぷりみられますが(けっこううまくなってるのでは??)、朴訥なお人柄を感じさせるチューリッヒのお家拝見もあり、「誘惑」の諸相を彼が演じる画像もあり、なかなかボリュームたっぷりです。
美脚女性のおみ足に顔を近づけたり、怪しいお面とマントをかぶってみせたりのアルミンク先生って…。
これって、ファンにはたまらないんでしょうねえ…。
それにしてもなんてサービス精神旺盛なひとなんでしょうか。
金髪碧眼長身だし、澄ましていればそれなりに男前なのに…。
いやもうすっかり、マスコットボーイになっていますね…(震)
我が家ではもうばかうけです。

なお、来たる2007-2008シーズンのテーマは「抵抗」とのこと
インフォメーションの頁にはティンパニの下にもぐったり、パイプオルガンの下で厳しいお顔をしては、なにやら抵抗しているアルミンク先生の写真もあります。
この、ティンパニの下にもぐってる先生のお写真、かなりラヴリーです。ポストカードにならないでしょうかねえ。

日本のクラシックの世界のこういう部分って、ドイツ語圏の人にはsehr komischに映っているのかもなあ、と思いつつも、やはり抱腹絶倒です。
彼の明快で勢いのある指揮ぶりや、機知と遊び心あふれるプログラミング同様に、サービス精神旺盛で、涙を誘います。
日本のクラシックの裾野を広げるために、おんみずからラヴリー人柱となって…先生…。(涙)

来シーズンのプロモーション映像にも大いに期待します。

先生、どんどん抵抗しましょう!!

(それにしてもアルミンク先生、ドミトリー・レフコヴィッチ氏と共演したらさぞかし美しいグラデーションができるのではないかねえ…)

ところでアルミンク先生の実演は、彼が音楽監督に就任したてのころに、リームを振ったときに見に行ったことがあるっきりです。
彼、オペラが得意らしいので、今度のローエングリン、栗友会の合唱はいまいち好みではないのだけど、見に行ってみようかな…。

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20. Januar 07

かいじん もるてんせんが あらわれた!

むさしのしみんぶんかかいかんに いってみますか?

→ もちろんいってみる

  さむいからやめる


というわけで、行ってきました…
ラルス・ウルリク・モルテンセン弾き振り、コンチェルト・コペンハーゲンのバッハ・ナイト@武蔵野市民文化会館。

今年は、行きたいものにはちゃんと行くんだ…

いやー、面白かったです!楽しかったです!
とてもくつろいだステージングで、豊潤な音質、躍動感たっぷりのリズム感、しなやかで遊び心に富んだ音楽…。
モルテンセン先生の端正でおおらかなチェンバロの演奏(ピノックの弟子なんだ、納得だ)と、オーバーアクション気味の動作と顔の表情が良い味出してました。
モルテンセン先生、細面痩躯のいかにも音楽の魔術師あるいは怪人といった風情です。眼光炯々ぶりはスティーヴン・ハフ先生とも通じるものを感じさせます。
あんまり表情たっぷりに弾き振りしておられるので、最初何が起こったのかと思いました。
プログラムを見て納得。
もとロッカーなんだそうです。
自編のチェンバロ独奏《シャコンヌ》も即興ひとふでがきさらさらり風、なのにヘッドバンギング…笑
楽員の方々も、ひとりひとり味わい深いたたずまいで、これまた良い感じ。
ドッペルコンチェルトで羽毛をばっしばっし散らすようにセカンドソロを弾いていたヴァイオリニストのおねえさん、演奏姿が北欧系男装の麗人風で格好良かったです(素敵だった!!ほれぼれ…)。ファーストソロを弾いていた、80年代のペルトに横顔が似てる長身ブルネットポニーテールばよりん兄貴(ひょうひょうと演奏しながら上下にのびちぢみする様子がそこはかとなく可笑しい)との丁々発止の掛け合いが視覚的にも聴覚的にも演劇的でした。

なにか、北欧にしかいない謎の小動物の饗宴をみたような感じが…。

お客さんは大半がおじさまおばさま、地元の方が多かったかんじでした。

あー楽しかった!!
また聴く機会があったら行こう!!
日本公演では、あとは、つくば、川西、第一生命ホールだそうな。→こちら
…バッハの室内楽弾きたくなったかも…

コンチェルト・コペンハーゲン、本拠地のコペンハーゲンでは「ココ」の愛称で親しまれているそうです。
コンチェルト・コペンハーゲンのウェブサイトはこちら。
www.coco.dk
演奏旅行写真のアルバムもあって、思わずにやり。
モルテンセン先生、ロックおやじの顔して映ってますね…。
デンマーク語版には、なんと音と写真の出るアドヴェント・カレンダーもあります。
こういうセンス好きだわー。

明日は某所でハイドン(62番ソナタ)弾いてきます…

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