ドミトリー・レフコヴィッチ氏の進化(2:追記有り)
クリーヴランド国際コンクールセミファイナルのドミトリー・レフコヴィッチ氏の演奏を聴きました。
あまりにもすごい、あまりにもすばらしい、もう、胸がいっぱいで、ここに書くのはもったいないくらいなので、作品に昇華します。
ドミトリー・レフコヴィッチ氏、全身が音楽なのだということがたいへんよく伝わる演奏でした。もう、別格です。
その前に弾いたアレクサンダー・ギンディンなど、ふつうのピアニストとしてはうまいのだと思いますが、まるで前座でした。ギンディン、がんがんびきだしね。(ファンの人ごめんなさい)
ひとつ大きく変わったことは、彼が傷つくこと、よごれることを恐れずに、まっすぐに音楽でもって見知らぬ世界にむかって求愛することを覚えたことでしょうか(へんないみではなく)。これはなかなかできないことではあるのですが、芸術家には必要なことなのだと思います。
地元大応援団がブラボーとばしまくり、WCLVのアナウンサーのおじさまのお話では、カーテンコールありまくりだったようです。
地元だからとてもリラックスして弾いているようだし、本選の指揮者もオケもよさげだし、なんとなくですが、彼は勝ちそうな気がします。
それでは作品作成に入ります。
追)The Plain DealerのDonald Rosenberg氏、ギンジンを激賞ですね…会場で聴くと随分違うのだろうか?
追2:8/2)いまThe Plain Dealerの頁で結果見ました。ファイナリストはDank, Kohlberg, Ghindin, Moutouzkineの4名とのこと。Zlabysもドミちゃんも落ちてる。まじかよ。ことばがありません。
それがコンクールよね、という感じですが、厳しいなあ…(無口)
ということはこれって、やっぱりGhindinが優勝か。なんだかな~(無口)
あんな押しつけがましいがんがんびきが、同じ音楽だとは私には思えないのですが…
ドミちゃんたくさん聴けたからそれだけで嬉しいし、私はいい詩が書ければそれでよいですけれど、でもな…なんだかな…
ああ、男ドミちゃん、どこへ行く。
とりあえず短歌連作まとめます。英語版計画中
Kommentare
けふこさん、こんばんは、エリです。
ご無沙汰しております。
ドミトリ君のセミファイルをお聴きになったのですね。
何とノクターンの嬰ハ短調を…。
高松のコンクールの際に優勝したギントフさんも、今年3月の高松でのリサイタルで、この曲を演奏しました。
実はこの曲にはちょいと思い出があります。
この曲は映画「戦場のピアニスト」で有名ですが、私はあの映画が製作される前から、この曲が好きでした。私もピアニストの端くれで、このノクターン嬰ハ短調を発表会で弾いたことがあったので、そのビデオを、ロシアから参加していた彼らの共通の友達のセーニャさんに渡して、ドミトリ君にも観せてあげて欲しいと、大胆にもお願いしていたのです。だから、彼の曲目を見て本当に驚きました。まさかとは思いますが、もし私のビデオが、二人の選曲に影響していたとしたら、この上ない幸せです。
でも、残念なことに、私はギントフさんの演奏もドミトリ君の演奏も聞き逃してしまいました。
私は日常の喧騒に巻き込まれ、我を忘れている間に、大事な時間は過ぎ去ってしまっていました。残念です。
でも、もし勝ち残ったら、今度こそ聴きたいです。週末ですしね!
そのためにも是非勝ち残っていて欲しいものです。
ひたすら天に祈るのみです。
Kommentiert von: eriwilde | 01. August 07 um 23:42
エリさんごぶさたです!もしや、ときどきご覧くださってましたでしょうか。
夜想曲作品48-1はドミちゃんの持ち曲なのでしょう、彼、ショパンコンクールでも弾いてましたよ。今回のプログラムは得意技で脇をしっかり固めた感じでしたね。私はスモールハンダーのモーツァルト弾きシューベルト弾きなので、彼のプログラミングにはただただ憧れを覚えます。
しかもドミちゃん、今回はすごい勢いで成長してます。あの、やわやわとみやびな青年の面影はあるのですが、すっかり大人の男の演奏になっています。ま、彼だって28歳ですものね。人生いろいろあるのでは…。
もっとも、今日までの感じではなんとなく行けそうな気もします。地元のスタアですしね。クリーヴランドの覇者は過去に結構来日してますから、おねえさん、もうねりりきるるはらら(まるしい谷川俊太郎)です。決勝に進んだらぜひ週末は聴きましょう!!
Kommentiert von: Keff | 01. August 07 um 23:55